心の筐に星を集めて ミル キク アソブ 星筐

ごあいさつ

みわみちよ(三輪途道)さんは、彫刻という木を刻む仕事、そして私は、音楽で時間に彩を加える仕事を領分として活動して参りました。
彼女が視力を失い、道具を手のひらに変え、触れることを前提とした造形作品に表現を拡張したとき、そこにはかたちを超えた本質が現れていました。

一方、音楽は耳で聴くだけでなく、肌や骨で響きに触れる体験です。
そこで、私たちは〈触れる〉をテーマにコラボレーションすることを決めました。


みちよさんにはメノキの仲間たち、そして私には星筐(ほしがたみ)の会に心を寄せてくださる音楽家、そして私たちのまわりには、活動を支え見守ってくださるたくさんのかたがたが星座のように、みえないご縁でつながっています。

ここに、プロジェクトの実現に向けてお力添えくださった方々に心より感謝申し上げます。

さあ、中之条ビエンナーレ2023にてミル・キク・アソブ、アートを通じて互いの心に触れ、時の宝石を刻みましょう!

星筐の会主宰 とうのたまみ(東野珠実)